息苦しく感じたり激しく咳き込んだりなど、安静にしていても耐え難い症状がやってくる喘息。

大人の方にとって辛いのはもちろん、小さなお子さんが症状に悩んでいると、見ている側としても心配になってきますよね。


薬を飲んだり生活に気を配ったりしていても症状が引いていかず、どうしたらいいのかわからずに苦しみ続けている・・・と言うケースも多いです。


解決が難しく感じられる喘息は、「痛みに関する研究の第一人者」坂戸孝志先生が考案・開発した「緩消法」で改善できます。

「筋肉を緩めて消す」、緩消法はあらゆる慢性痛やしびれ、冷えなどに非常に優れた効果を発揮しますが、何と喘息もストップさせてしまうのです!


そこで今回は、緩消法サポート事務局の伊藤が坂戸先生にインタビューをおこない、喘息の原因と改善方法についてお聞きしました!

喘息の患者さんを施術する治療家の先生方にとっても役立つ内容になっていますので、ぜひ読み進めていってくださいね!

1.喘息の原因は、筋肉の緊張にあった!?

伊藤「喘息もちの幼稚園のお嬢さんがいる方から質問をいただきました。

お嬢さんにいつ発作が起こるのかと思うと、正直気が気ではないそうです。

お医者さんにはストレスを避けたりバランスの良い食事を心がけたり、日常生活の見直しを意識するように言われているそうですが、それで喘息は治るものなのでしょうか?」


坂戸先生「過度なストレスを避けたり食生活に気を配ったりなどは、確かに役立つように思えますが、それだけで喘息を治すのは不可能でしょうね。

また、薬を飲んでいる限りは改善されません。治った方も少ないと思いますよ」


伊藤「日常生活の見直しだけでは難しいのですね。そもそも、喘息の根本原因はどこにあるのでしょうか?」

坂戸先生「筋肉の緊張です。喘息と筋肉の緊張の関係性はもう明らかになっていて、私が調べた論文にも書かれています。

つまり、筋肉の緊張を取り去ってしまえば、発作が起きなくなります。

現在では小児科の先生が緩消法を取り入れているケースもありますが、薬を使わずに喘息を治せてしまっているほどです」

喘息を根本改善するには、あの筋肉に注目!

坂戸先生「位置としては、胸椎の5番から6番までの、起立筋の周辺です。

論文にも書かれていることですが、このあたりにある筋肉が緊張すると気管に血液が送られなくなってしまうのです。

これが喘息の原因です。

ですから、胸椎の5番から6番までの起立筋あたりを緩めてあげれば、血液が気管にしっかりと送られるので、喘息の症状はなくなっていきますよ」


坂戸先生
「ただ、胸椎の5番、6番の起立筋への緩消法はやり方が難しくなりますので、実際に習いに来てから試されることをおすすめします]」


伊藤「・・・なるほど。筋肉を緩めてあげることがポイントなのですね」

水泳をやれば喘息は治るのか?

坂戸先生「また『水泳をやったら喘息が治った』という話を聞いたことがあるかもしれませんが、『肩甲骨を活発に動かしたから喘息が治った』ということなのです。

要するに胸椎の5番と6番の起立筋周辺の筋肉が、肩甲骨を動かしたら伸縮されて、カルシウムがなくなったから治ったのです。

血行不良もなくなりますしね。

この場合、『水泳をやったから』と言うよりは『筋肉の緊張が解かれ、血液が流れるようになったから』と考えたほうが正しいです」

・・・喘息の原因も、筋肉の緊張にあるのですね。胸椎の5番から6番までの起立筋周辺を緩めてあげれば、喘息が治っていくとわかりました!

2.ストレス対策で喘息を避けられる?

伊藤「今回の質問で、お医者さんから『ストレスを避ける生活が大事』と言われたそうですが、ストレスを避けると喘息は治るのでしょうか?」

坂戸先生「難しいと思いますよ。

確かに、私たちはストレスを感じる状況にさらされたら血管が縮むので、喘息になりやすいとは言えます。

それでもストレス自体は生きていくうえでどこにでも存在するものですからね」

伊藤「現代社会で生きていくなかで、ストレスは避けられないものですからね・・・」

坂戸先生「そうです。例えばこうして会話することだってストレスになりえますし、歩くことも生きていることもストレスにつながりますよね。

過度なストレスを避けることは大事ですが、それで喘息が治るかどうかは別の話なのです。

治る確率も低いと思います」

・・・ストレスそのものは喘息の原因になりますが、かといってストレスを避けていれば喘息が治る、という結論にはならないのですね。

しっかりと喘息を治すには、やはり根本原因を把握したうえでのアプローチが大事ですね!

3.最後に・・・

今回は、喘息の根本原因と緩消法へのアプローチ、ストレスと喘息の関係について坂戸先生にお聞きしました。

ほかの慢性痛や症状と同様に、筋肉の緊張が原因となっている喘息。

喘息においては胸椎の5番から6番までの起立筋周辺をしっかりと緩めることで、器官に血液が送られるようになり、発作や症状がなくなっていくとわかりました!


ただし、胸椎の5番、6番の起立筋に対する緩消法は難しいアプローチになってきますので、きちんと習いに行くことが必要です。

喘息でお困りの方や喘息の患者さんを施術されている治療家の先生方は、ぜひ坂戸先生のセミナーをチェックしてみてくださいね!

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