緩消法は痛みやしびれ、脳梗塞の後遺症による筋肉の拘縮まで解消してしまうというスゴさで、治療院業界はもちろん医療業界でも注目を集めています。
そんななか、気になることと言えば、「緩消法は半身麻痺にも効果をもたらすのか?」というところですね。
そこで今回は緩消法サポート事務局の伊藤が、麻痺の種類や緩消法がどのような効果を与えるかについて、坂戸先生にお聞きしました!
1.麻痺は2種類ある
伊藤「今回は少し、ヘビーな内容の質問になります。
『右脳の脳梗塞による左半身の麻痺があります。緩消法でこの麻痺も改善できますか?』とお聞きしたいようです。
坂戸先生、その点についてはどうなのでしょうか?」
坂戸先生「はい、改善できますよ。でもその前に、麻痺の状態は2つあることについてお話しておきます」
坂戸先生「1つ目の麻痺は、脳の細胞が本当に機能しなくなったから、動かすことができないタイプです。
ここで拘縮が起こってしまっているわけですね。2つ目は、脳梗塞をきっかけに一度身体が動かなくなったタイプです。
筋肉自体は固まっていますが、脳の神経がつながれば再び動くようになります。
筋肉が固まり切ってしまうと、本来であれば動かせるはずなのに、できなくなっているのです。
このように、同じ『固まる』『動かせない』にも2種類あるのですよ」
2.医療機関に導入されている緩消法
伊藤「そうなんですね。それぞれ違ってくるのですね」
坂戸先生「はい。でもどちらにしても、筋肉に注目して考えると、動かすことは不可能ではありません。
2つ目のほうは神経がつながっているので、きちんとアプローチをすればまた自力で動かせるようになりますね。
『改善できるか?』と言われたら、当然可能です。
1つ目は自力では動かせなくても、他力、他人に助けてもらえれば動かせるまでには改善されますよ」
坂戸先生「どちらにしても改善はできますし、これは今病院でも実際に試されていることなのです。
試験的にやっている医療機関もあるくらいですからね」
伊藤「試験的にですか?では、もう病院に導入してもらっているのですね」
坂戸先生「はい、導入してもらって、患者さんに緩消法のアプローチで施術してもらっています。
歩けるようになった患者さんが、私に会いに来てくれることもありますよ」
伊藤「すごいですね!」
坂戸先生「私が緩消法の開発者だからと、来てくれる方たちが多いですね。結局、みなさん、身体が動くようになっていますから」
伊藤「とても素敵なお話ですね。坂戸先生、ありがとうございました!」
・・・脳梗塞によって麻痺が起こるタイプには2つあるものの、筋肉にきちんとアプローチすれば動かせるようになるとのことです。
脳梗塞によって身体が不自由になって困られている方は多いかと思われますので、これは嬉しい助けになりそうですね!
3.まとめ
脳梗塞による半身麻痺の改善は、医療業界でも難しいと考えられていますが、緩消法を使うことで、拘縮を解消して動けるようにまでなるそうです!
だんだんと可能性を広げていく緩消法に、これからも期待が高まりそうですね!