デスクワークや事務作業を続けていたり長時間働き続けていたりすると、だんだんと肩が重くなってきて、いつの間にか呼吸が苦しくなっていく・・・


そんな経験はありませんか?

現代ではこのような環境で仕事をされる方が多いので、呼吸の重さに悩んでいる方が決して少なくないかもしれませんね。


しかし、このような呼吸の重さは、「緩消法」を使えば簡単かつすぐに解決できます。


今回は緩消法サポート事務局の伊藤が、坂戸孝志先生にお話を伺いました!

1.緩消法で呼吸を軽くさせる方法とは?

伊藤「長時間デスクワークの仕事をしていると、疲れて呼吸が重くなります。

このような症状も緩消法で解決できますか?と、動画の視聴者の方からご質問をいただきました。

坂戸先生、呼吸の苦しさも緩消法で改善できますか?」


坂戸先生「簡単にできます」


伊藤「呼吸の重さを軽くできるのですか?」


坂戸先生「そうです。腹直筋や腹斜筋あたり、肋骨の下にある筋肉が固まると縮んでしまいます。

ここで肋骨の前側を引っ張り、肋間筋のあたりが硬くなり、肺が膨らめなくなって苦しくなってしまうのです。

こうして呼吸が重くなっていくのです」


伊藤「私も息苦しくなるときがあります。それはこれらの筋肉が原因になっていたのですね!」


坂戸先生「そうです。ですから、これらの筋肉を軟らかくすれば息苦しさはすぐになくなります。

けれど、完全に治すには腰の筋肉を軟らかくすることが必要です。息苦しさをすぐになくすなら肋間筋あたりに注目し、完全になくすなら腰の筋肉が大事ですね。

腰の筋肉を軟らかくしないと、また固まってきてしまいますから」



・・・すぐに楽にしたいなら肋間筋あたりを、完全に息苦しさをなくすなら腰の筋肉を緩めることが大事だとわかりました!


2.眠りも深くなる?

伊藤「息苦しさは筋肉を緩めてあげることでなくなり、呼吸が軽くなるのですね。

では、腰の筋肉をしっかりと軟らかくしてあげれば、眠りが深くなることはありますか?」


坂戸先生「眠りか~。眠りが深くなるかはちょっと別の話になってくるかと思いますが、眠っているときの不快感はなくなると思いますよ。

筋肉を軟らかくすることで、痛みがなくなりますからね」


・・・筋肉が軟らかくなれば慢性痛がなくなるので、睡眠時の不快感が解消されるそうです!

3.坂戸先生はとても活動的

坂戸先生「睡眠と言っても、私自身も途中で起きてしまいますからね。

睡眠をとっていても仕事のアイディアがひらめくと、夜中の2時ごろに起きてしまうことがあるんです。

そこでとりあえず起きてみて、急に仕事を始めるというときもありますよ。

ただ、それで苦痛を感じているとか困っているという感じはないですね」


伊藤「すごく活動的なのですね。途中で起きてしまうんですか?」


坂戸先生「普段は朝5時に起きるんです。でも途中で目が覚めてしまったら、夜中の2時でもそのまま朝5時まで仕事をしていますね。

でも、眠たくなったら眠ります。例えば朝4時に眠たくなったら朝5時まで寝て、起きてからは夜の11時くらいまでは何かしら動き回っていますよ」


伊藤「・・・スーパーハードワークですね!」


坂戸先生「毎日、というわけではないですけれどね。でも、目が覚めたら寝ないようにはしています。

無理に眠る必要はないんじゃないかと思いますし」


・・・早朝に起きて夜遅くまで仕事をされ、スーパーハードワークな坂戸先生。非常に活動的な一面を垣間見ることができました。

3.坂戸先生にも眠れない時代があった!?

坂戸先生「現在のところは、熟睡できていないという感覚はないですね。

でも昔は身体が痛くて、眠るどころではなかった時期もありました。

3日3晩痛みのせいで眠れず、その後急にストンと落ちる、という感じで眠っていた感じです。

熟睡状態と言えば、そう言えるかもしれないですけれどね。それでも身体が痛いので、2時間くらいで起きてしまっていた、そんな時期がありました」


伊藤「急に落ちるって、まさに気絶みたいな感じですよね?」


坂戸先生「そうです。身体が危ない状態にあるので、身体のほうで機能を止めてしまうんでしょうね」


伊藤「スイッチオフ、という感じですよね。本当に壮絶だったんですね」


坂戸先生「実は18歳のときも寝不足で倒れたんです。

ずっと寝ないでいたら倒れて、15分で起きてスッキリしましたね。
身体の機能がもう止まってしまっていたんです」


坂戸先生「当時はまだ若くてお金がなかったので、昼も夜もずっと仕事をしていました。

2時間しか眠れない状態が3カ月続いていて、それでとうとう倒れてしまいました」


伊藤「危ないですね。よくそんなことができましたね・・・と言うか、よく無事でいられましたね!?」


坂戸先生「倒れてから救急車が来て、そのときに目が覚めたのです。

周りに人がたくさんいましたしね。ただ当時は私もお金がなかったので、『寝不足で倒れました。

次の角で曲がってから救急車からすぐに降ろしてください!』と救急隊員の方にお願いしました。

でも、救急車に乗った以上は病院まで行かなければいけないルールがあるので、それはできませんでした」


伊藤「逃げたかったみたいな感じですか?」


坂戸先生「はい。救急車が来ると、お金がかかってしまいますからね。

幸い病院の先生が私の状態を理解してくださったので、料金はいらないからと帰してもらえました。

看護婦の方には『まずは先生に話を通してください』と言われていたので、先生にお話ししたら、何とか無事に帰れました」


伊藤「・・・本当に過酷な人生を送られてきたんですね」


坂戸先生「そうです。でも今は3食食事をとれて、病院に行けるお金もある状態になりました」


伊藤「それは良かったですね・・・。でも病院には行かれないんですよね?」


坂戸先生「行かないですね・・・(笑)」


・・・坂戸先生も以前は眠りで苦労されていたということ。お話を伺ってみると、本当に大変で壮絶な様子が伝わってきました。

4.最後に・・・

今回は緩消法で呼吸を軽くする方法と、坂戸先生自身の苦労された時期についてお話ししていただきました。

すぐに軽くするなら肋間筋あたり、再発を防ぐなら腰の筋肉へのアプローチが非常に有効になってきます。

デスクワークや長時間の仕事で呼吸が辛くなってしまう方は、ぜひ試してみてくださいね!

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